事故物件買取業者調査ファイル
「ピタットハウス」での買取

https://www.pitat.com/sell
当サイト「事故物件買取ジャーナル」は、事故物件の買取に対応している業者にスポットを当て、それぞれの会社が事故物件を買取る理由や、運営会社の実態について調査しています。
そもそも、単純に不動産の売買数が多そうな、いわゆる店舗型の不動産屋なら、ネットワークなどを利用してある程度どんな物件でも取引ができるのではないか、という仮説のもと、全国に650店舗を持つ(2019年9月調査当時)ピタットハウスについて、事故物件の買取に対する対応状況を調べてみました。
【調査レポート】ピタットハウスの特筆点
「ピタットハウス〜」と流れる音楽が耳にのこるコマーシャルで有名な不動産会社。加盟店は全国に650店舗と大きく成長しています。
「ピタットハウス」はフランチャイズ加盟店
2001年からフランチャイズ展開を開始し、今では全国に店舗を構えるほどの大きなグループになったピタットハウス。
主要都市には一部直営店もあるようですが、一般的には分からないようになっています。650も店舗がありますが、もともと個人で経営していた不動産会社が、ピタットハウスという名前に変えて拡大していったという流れになります。
賃貸事業に特化している
もともと賃貸業務を中心に成長していった企業なので、賃貸のイメージが強く根付いています。
コマーシャルも「あなたにピッタリの家をみつけます」という雰囲気で身近さをアピールしていますね。現在では賃貸だけでなく、売買仲介にも力を入れており、さらなる成長が期待できる企業です。
運営会社「スターツピタットハウス」を深掘り
平成17年に設立したスターツピタットハウスは、スターツコーポレーションの子会社になります。
スターツコーポレーションは不動産だけでなくホテル事業やゴルフ場、ショッピングセンターなども経営しており、海外にも多くの不動産事業を展開する大企業です。
その純粋な子会社として誕生したのが「スターツピタットハウス」で、設立後わずか13年で売り上げは112億円。ピタットハウスは、住居や事務所の賃貸からマンションや戸建ての売買を行い収益を伸ばしています。
全国に拠点があるので「街の不動産屋さん」といったイメージも強いですね。
ピタットハウスは事故物件を買取しているか
ピタットハウスを調査したところ、事故物件は取り扱っていないようです。本部の規定があるのかは不明ですが、1店舗が事故物件を扱っていると、全国の店舗も扱っているのではないか?と思われるためかもしれません。フランチャイズはイメージも大切ですので、どこかで事故物件を紹介されたとなると、全体のイメージダウンになる可能性もあるので敬遠しているのかもしれませんね。
事故物件を所有することになってしまったら、とりあえず大手に依頼するよりも、事故物件・訳あり物件の買取を専門としている業者の方がいいかもしれません。なじみがなく、心配に感じるかもしれませんが、当サイトではその不安を少しでも取り去るために、全国20社の事故物件買取対応業者を調査・比較しています。
ピタットハウスの口コミ総評
「とても丁寧に説明してくれる」「スタッフが土地勘があり、周辺の情報を教えてもらった」「取り扱っている物件の入居者の質がいい」など、いい評価もある一方で、「対応が雑だった」「不信感しかない」などのマイナスの評価もあるようです。
大きなグループですしフランチャイズなので、社員教育が行き渡ってないところもあるのでしょうか。
しかし取り扱っている物件数も知名度もあるので、安心して賃貸・売買の依頼ができる方も多いようです。